介護の仕事に興味があっても、
「大変そうなイメージがある」「やりがいを感じて働けるか不安」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
私も介護士に転職する前は、未知の業界に未経験で飛び込むことにかなり不安でした。
介護士は低賃金や重労働などマイナスなイメージが先行しがちですが、
いざ働いてみると、
この仕事でしか得られない学びや魅力がたくさんあることに気付きました。
今回は介護の仕事に興味があるけど実際どうなの?って思っている方に対して、
現役介護福祉士の私が
「人生を豊かにするために介護士をおすすめする理由」をご紹介します。
介護士をおすすめする理由8選
①求人が豊富のため転職に困らない
②国内どこでも働ける
③老若男女関係なく働ける
④自分の親が介護を必要としたときに役立てる
⑤資格が無くてもすぐに始めることができる
⑥前職でのスキルが役立てることがある
⑦生活スタイルに合わせた働き方が出来る
⑧人から感謝の言葉を貰う機会が多い
①求人が豊富のため転職に困らない
万年人材不足の介護士の求人は、めちゃくちゃあります。
なので、入職した職場が「自分に合わないな」と感じて辞めたとしても
すぐに次の就職先が見つかる可能性が高いです。
ただし、いくら転職しやすいといっても転職活動は時間と労力が掛かります。
事前に自分に合った施設形態と働き方かどうかを考慮したうえで、
入職するかを決めると良いかなと思います。
②国内どこでも働ける
高齢者向け施設は全国どこにでもあります。
地域や施設によって賃金の差は多少ありますが、
都心や地方関係なくどこでも働けるのが介護士のメリットです。
高齢者向けの施設だけでなく、
病院や在宅介護など働く場所はいくらでもあります。
引っ越しや移住などのライフスタイルの変化があっても
仕事を変える必要が無いのは嬉しいですね。
③老若男女関係なく働ける
介護士は基本的に年齢制限は無く、男女関係なく働くことができます。
私が以前働いていた施設では、80歳近い方が元気に介護士として働いていました。
体力に自信のない方は、比較的介護度の低い施設を選ぶと長く働けると思います。
最近では託児所が併設されており、小さい子どもを持つ親でも安心して働けるような
ライフワークバランスを重視している施設も増えてきましたね。
④自分の親が介護を必要としたときに役立てる
介護の知識って学校ではほとんど習わないので、
いざ親の介護が必要となった時に何をしたら良いのか分からない方が多いと思います。
介護士として働いていれば介護の知識が身に付くので、
いざ親の介護が必要となった時に慌てずに行動が出来ます。
また、困ったことがあればケアマネージャーや先輩介護士、
看護師など頼れる人が身近にいるので相談がしやすいです。
また、介護福祉士や社会福祉士の資格を取れば
介護保険や福祉関係の法律のことも勉強できるので、
キャリアアップを目指すのであれば資格を取得するのもおすすめです。
⑤資格が無くてもすぐに始めることができる
介護の仕事は専門的な知識やスキルが必要な印象がありますが、
未経験や無資格でも始められます。
多くの施設では未経験者を受け入れており、
教育体制や研修プログラムが整っているところもあります。
また、施設によっては採用の条件として
介護職員初任者研修の履修を必須としているところもあります。
介護職員初任者研修とは、
介護の仕事に必要な基礎知識とスキルを習得できる入門資格です。
この資格を取得することで介護現場で自信を持って実践することができ、
収入アップにも繋がるのでおすすめの資格のひとつです。
また、介護職員初任者研修の資格取得には、
いくつかの助成金や補助金の制度があります。
詳細はこちらをご覧ください。↓
⑥前職でのスキルが役立てることがある
介護の仕事では、前職のスキルを役立てることができます。
私の場合は、介護士に転職する前は飲食店で働いていました。
介護士になって初めて就職したのが有料老人ホームでした。
その施設では利用者様に対してのおもてなしを重視していたため、
飲食業で培ってきた接客スキルを活かすことで
利用者様から「あなたはとても丁寧ね」「話していて気持ちがいいわ」と
好印象を抱いて頂けました。
私の場合は接客スキルでしたが、
IT業界から転職された方はPCスキルを活かして資料作成に一役買っていたし、
長年主婦をされていた方は掃除や裁縫スキルを仕事に活かしていました。
介護の現場はどんなスキルや趣味も活かすことができる仕事です。
むしろ介護以外の経験をしている人の方が、
現場では重宝されることもあります。
⑦生活スタイルに合わせた働き方が出来る
介護士の生活スタイルは、勤務する施設やサービスの種類によって大きく異なります。
施設で働く介護士
- 日勤と夜勤のシフト制があり、24時間体制での勤務が求められることがあります。
デイサービス施設で働く介護士
- 利用者が日中に施設を訪れるため夜勤はありませんが、
最近では宿泊サービスを導入しているデイサービスもあります。
在宅介護で働く介護士
- 直行直帰のスタイルで自宅から直接利用者宅に行き、
サービス提供後に帰宅することが多いです。
このように介護の仕事は様々な働き方ができるので、
自分が希望する生活スタイルに合わせて施設やサービスを選ぶと
ライフワークバランスがより充実できると思います。
⑧人から感謝の言葉を貰う機会が多い
介護士の仕事は、利用者様やご家族様から直接感謝の言葉を頂く機会が多くあります。
私自身、それが仕事のやりがいに繋がっています。
利用者様に「いつもありがとうね」「あなたがいると安心するわ」
と言って頂けると、本当に嬉しいです。
今までの関係性や信頼関係を築くための努力や勉強はもちろん必要ですが、
相手に誠意と尊敬の気持ちを持って接していれば必ず相手にも伝わります。
介護の仕事は大変なことが多いですが、
感謝の言葉は日々の疲れが吹き飛ぶくらい大きな励みになります。
まとめ
ここまで、「人生を豊かにするために介護士をおすすめする理由8選」を紹介しました。
①求人が豊富のため転職に困らない
②国内どこでも働ける
③老若男女関係なく働ける
④自分の親が介護を必要としたときに役立てる
⑤資格が無くてもすぐに始めることができる
⑥前職でのスキルが役立てることがある
⑦生活スタイルに合わせた働き方が出来る
⑧人から感謝の言葉を貰う機会が多い
介護士に転職を考えている人の参考になれば嬉しいです。
読んで頂きありがとうございました。